フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの燃費は高速道路走行だと良くなる?実際に約1,000km走行しての実燃費を公開…足回りの不具合も

3回目の高速道路走行の前に、過去2回の往復450km高速区間燃費をおさらいしておこう

さてさて、2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)ですが、近日中に往復約450kmほどの高速道路走行第3弾が待ち受けているため、過去2回高速走行した際の、実燃費をおさらいしていきたいと思います。

ちなみに往復約450km(下道含めると約470km)の高速区間は、私ではなく妻が(習い事の関係で)単独で運転しているのですが、過去2回とも優秀な燃費をたたき出しています(ドライバー以外の乗員は無し)。

まだ納車されて2か月ちょいしか経過していませんが、既に走行距離は2,300kmを超えていて、以前所有していた新型フィット4(New FIT4)で慣れていたコンパクトさから、ようやく新型ヴェゼルのサイズ感にシフトしているとのこと。

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それでは早速、新型ヴェゼルの過去の2回の実燃費とその走りの良し悪し・インプレッション内容をお届けしていきたいと思います。


まずは1回目の高速道路走行時の実燃費を見ていこう

上の画像は、ホンダ公式アプリ「Honda Total Care」にある「ドライブモード」のリアルタイム区間燃費ですが、往復約463km走行しての平均燃費は25.58km/Lとなり、往路245.0kmで平均燃費23.7km/L、復路218kmで平均燃費27.9km/Lという結果に。

ちなみに往路・復路で走行距離が異なるのは、一部高速区間が事故渋滞でほとんど進めなかったため、すぐ近くのICから降りて下道で帰った際、下道の方が距離が短かったから。

往路(行き)では、フラットな道路や上り坂の道が多いために、どうしてもアクセルを踏み込んでエンジン直結モードとなることが多かったため、23.7km/Lという実燃費でした。

一方で復路(帰り)は下りが多く、中速で走行する機会が多かったことから、エンジン直結よりもEVモードと下りの回生ブレーキによる充電が非常に多かったことから、27.9km/Lという低燃費に繋がったようです。
※ちなみに新型フィット4(New FIT4)e:HEV LUXE×四輪駆動(4WD)では35km/Lになることも

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2回目の高速道路走行時の実燃費を見ていこう

続いて2回目の高速道路チャレンジですが、往復約470km走行しての平均燃費は25km/Lとなり、往路239.1kmで平均燃費24.2km/L、復路231kmで平均燃費26.0km/Lという結果に。

往路のときは、1回目のときと同様に上りや平坦な道が多かったにも関わらず、それでも燃費は26.0km/Lと十分優秀な数値をたたき出していますが、帰りは下りと平坦な道が多いにも関わらず、燃費が行きより悪い結果に。

その理由としては、帰りの道中にて大雨が降ったことが原因で、路面にやたら水たまりができていたこともあり、高速道路移動でのスピードもちょっとバラつきがあったためなんですね。

とはいえ、大雨といった悪天候時でもe:HEV Z×四輪駆動(4WD)のカタログ数値となる21.1km/L(高速走行時)を優に超えているわけですし、WLTCモードの22.0km/Lよりも優秀なので、十分すぎる燃費性能だと思います(往復ともに晴れであればもっと燃費は伸びていたと思う)。

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